2016年発売のiPhone7でAppleがiPhoneからイヤホンジャックを消し去ってからもうすぐ3年。
当時としては使ってる人も少なかったbluetoothイヤホンも今はかなりの人が使っています。
最初は「耳からうどん」なんて言われていたAirPodsも、今では若い女性にも浸透してきていて、時代は変わったなぁと思うわけです。
今日はそんなAirPodsをはじめとしたBluetoothイヤホンとAppleWatchがすごく相性がいいということについて書いてみたいと思います。
Bluetoothイヤホンは一度使うとやめられない
AirPodsは耳に合わなかった
実は僕は一度AirPodsを買ったのですが、どうしても耳に合いませんでした。
もともとiPhoneに付属してくるEarPodsも耳に合わず、すぐにポロッと外れていたのですが、レビューを読んでいたら「EarPodsが外れる人もケーブルの重さがない分、AirPodsは外れにくい」と書いてる方がいて思い切って購入に踏み切りました。
しかし届いたAirPodsを装着してみると、やはり耳から外れてポロポロ落ちる。
ケースからAirPodsを取り出して耳につけると音楽が鳴りはじめ、片耳を外すと音楽が止まる。この使用感は最高なのに、とにかく耳から外れてしまうのです。
ジョギングなんかもってのほか。歩いてる時もしょっちゅう耳に手をやって押し込み直さないとならないほどでした。
AirPodsはケースに戻して充電するので、キャップを被せて大きさを調節するようなこともできませんでした。
かくして、AirPodsは僕が初めて返品したApple製品になってしまいました。
Amazonで中国製のBluetoothイヤホンを買った
AirPodsを返品したものの、すぐに次のBluetoothイヤホンを探しました。
Bluetoothイヤホンがあれば音楽を聴きながら肩がけのバッグを下ろしたり、コートを脱いだりできるし、テーブルにiPhoneを置いたままちょっと離れることもできます。
その自由を知ってしまった以上、なんでもいいからBluetoothイヤホンが必要でした。
で、Amazonで5000円くらいの安いBluetoothイヤホンを買いました。
このイヤホンがなかなか良くて、一応防水で、イヤホンをタッチすると音楽を止められたり、機能もそこそこだし、耳からうどんじゃないし、音質もAirPodsよりちょっといいくらい。(ちなみにAirPodsは僕の耳にはあまりいい音に感じられませんでした。)
このイヤホンを愛用していましたが、3ヶ月くらいで片耳だけ充電できなくなりご臨終。
結局BoseのSoundSport Free wireless headphonesにした
そんなこんなで今はBoseのSoundSport Free wireless headphonesというのを使っています。
もともと有線イヤホンもBoseのSoundSport in-ear headphonesを使っていて、装着感がかなり気に入っていたので最初からこれにすればよかったのですが、随分遠回りしました。
ちょっと高いのが残念ポイントですが、AirPodsが耳に合わない人にはいい選択肢だと思います。
羽をうまく耳の形状に押し込むようになっていて外れにくいし、人によってはデメリットかもしれませんが、周囲の音もそこそこ聞こえて危なくないと思っています。
音もAirPodsや中国製Bluetoothイヤホンと比べると格段に好みです。
カナル式に比べると低音がそこまで強く出ないけど、バランスがいいと思います。
多分、僕は今のが壊れたらまた同じのを買うと思いますね。
BluetoothイヤホンとAppleWatchの組み合わせ
Bluetoothイヤホンにはリモコンがない
これはBluetoothイヤホンのデメリットにもなるのですが、BluetoothイヤホンにはiPhone付属のEarPodsのようなケーブルの途中についているリモコンがありません。
そもそもケーブルがないのだから当たり前ですね。
AirPodsでは本体のダブルタップに再生/停止や次のトラックを割り当てられますが、音量を変えたい時はSiriに頼むかiPhoneで操作することになります。
BoseのSoundSport Free wireless headphonesはイヤホン本体に再生/停止と音量ボタンがついていますが、無理やり付けた感が満載で押し心地も最悪、かなり使いづらいです。
中国製のBluetoothイヤホンもタッチで音楽再生/停止や早送りができましたが、やはり音量はiPhoneを取り出して操作する必要がありました。
AppleWatchがイヤホンのリモコンに!
そんなBluetoothイヤホンのデメリットを補ってくれるのがAppleWatchです。
AppleWatchの母艦のiPhoneで音楽を再生するとWatchの盤面がMusicアプリのコントロールになります。
この画面で今流れてる音楽のタイトルを見たり、再生/停止、曲飛ばし、頭出しができますし、クラウンを回せばボリュームもコントロールできるのです。
その気になればアーティストを選んだり、アルバムの中から曲を選ぶこともできちゃいます。
流石にAppleWatchの小さな画面でリストから曲を探すくらいならポケットからiPhoneを取り出した方が早いので僕はコントロール以外は使いませんが。。
しかもこのAppleWatchからMusicのコントロールはAirPodsだけじゃなく、他社製のイヤホンでも使えます。
iPadにBluetoothイヤホンを繋いでる時は使えない
iPadminiを買ってからいつも持ち歩くようになったので電池容量の多いiPadminiで音楽を聴こうかと思いましたが、iPadで音楽を聞いてる時にはAppleWatchにMusicのコントロール画面は表示されません。
やはりAppleWatchの母艦iPhoneだけで使える機能のようです。
AppleWatchにはMacやPCのiTunesの音楽をコントロールできるRemoteというアプリもプリインストールされていますが、こちらもiPadのMusicはコントロールできなそう。
というわけで大人しく音楽はBluetoothイヤホンをiPhoneにペアリングして楽しんでいます。
Bluetoothイヤホンの欠点
最後にBluetoothイヤホンの欠点を一つだけ挙げておきたいと思います。
それは「音の遅延」です。
Musicアプリで音楽を聴くのには全く支障ありませんが、Bluetoothイヤホンには音が遅れて届くため、ゲームとか動画とかで使うと若干音がずれて聞こえます。
動画は多少音がずれてても気にならない動画もあれば、アニメの戦闘シーンみたいに音がずれるとちょっと気持ち悪い動画もあります。
ゲームはBGMは気になりませんが、効果音は遅れが気になると思います。
音ゲーはもってのほか。
こういう用途にはまだまだ有線のイヤホンが必要だと思います。
僕は音ゲーはやらないし、動画もそんなに見ないのでBluetoothイヤホン最高!って感じですけど、人によっては注意が必要ということで。
まとめ
というわけで、Bluetoothイヤホンは音楽を聴くにはケーブルから解放されて最高ですが、コントロールに難があって、それを補うにはAppleWatchが便利ですよ。というお話でした。